職人としてのこだわりを何よりも大切にし、流行を追いかけずにひたすら自らのスタイルを貫いた結果、世界から注目され、世界的なブランドになろうとしているのが「エアロコンセプト」です。 埼玉の工場からスタートしたエアロコンセプトは、航空機の構造をヒントに職人たちの長年の技術と経験から生み出されたものです。自らの信念を最優先に表現した職人の技が、独特のデザイン且つ耐久性にも優れた素晴らしい一品を完成させています。
また、有田焼の伝統技術を応用して、高輝度を有する蓄光技術が開発されています。 この技術は、有田焼の伝統的な釉薬を塗る技術を応用して7年かけて開発されたものであり、蓄光顔料を磁気製タイルに焼き付けることによって長時間に亘って光を放射することを可能にした技術です。 蓄光技術の開発は、韓国で発生した地下鉄火災時において、合成樹脂製の誘導標識が熱によって破壊されたことから始まったそうです。 この技術を用いた誘導標識は、蓄光式誘導標識規格の最高ランクであるS-200級の認定を受け、消防設備として実用化されました。 日本の伝統的な技術は、ある時にはその姿を愚直に守り続け、ある時にはそれを基礎として先端技術を生み出しております。 iPadの研磨技術をはじめ、このような日本の職人技術が世界に認められるのは何よりも嬉しいことですね。しっかり保護をしつつ、もっと世界に羽ばたいて欲しいものです。